「見積もりでは20万円と言われて契約したのに、作業が終わったら『追加で10万円かかります』と請求された。]
害獣駆除でこのような経験をした方は少なくありません。
見積もりの段階では予想できなかった被害が見つかる場合もあれば、残念ながら不当な追加請求をする悪質業者も存在します。
この記事では、なぜ見積もり後に追加料金が発生するのか、どんなケースが正当でどんなケースが不当なのか、そして追加料金を避けるための具体的な対策までお伝えします。
見積もり後に追加料金が発生する3つのタイミング
害獣駆除で追加料金が発生するタイミングは、大きく分けて3つあります。それぞれのタイミングで、どのような理由で追加料金が発生するのかを見ていきましょう。
タイミング1:詳細な現地調査後(契約前)
最初の簡易調査では分からなかった被害が、詳細調査で明らかになるケースです。
具体例:
- 初回調査では天井裏の一部しか確認できなかったが、詳細調査で奥の方まで被害が広がっていた
- 床下に潜ってみたら、想定外の侵入口が複数見つかった
- 断熱材を少し持ち上げてみたら、その下に大量の糞尿が蓄積されていた
このタイミングでの追加料金提示は、契約前なので消費者側に選択権があります。納得できなければ断ることもできますし、他の業者に相談することも可能です。
タイミング2:作業開始後(施工中)
実際に作業を進めてみて初めて判明する被害があります。
具体例:
- 天井板を外してみたら、柱や梁まで腐食が進んでおり補修が必要だった
- 侵入口を塞ぐために壁材を剥がしたら、配線が齧られて断線していた
- 害獣を追い出した後、別の種類の害獣が同時に棲み着いていたことが判明
- 封鎖工事を進めていたら、別の場所から新たな侵入経路が見つかった
このタイミングが最も消費者にとって判断が難しい場面です。作業が途中で止まっている状態で追加提案を受けるため、断りにくい心理状態になりやすいからです。
タイミング3:作業完了後(請求時)
すべての作業が終わってから、追加料金を請求されるケースです。
具体例(正当な場合):
- 事前に「廃棄物の量によって処分費が変動する」と説明があり、実際の量に応じた費用が加算された
- 「作業時間が予定より延びた場合は追加料金」と契約書に明記されていた
具体例(不当な場合):
- 事前説明なしに「特別清掃費」「諸経費」などが上乗せされた
- 見積書に記載のない作業を勝手に行い、請求してきた
- 「やってみたら大変だった」という理由だけで追加請求してきた
このタイミングでの事前説明なしの追加請求は、最も悪質なケースと言えます。
正当な理由による追加料金が発生する5つのケース
まず、優良業者であっても追加料金が発生しうる、正当な理由について理解しておきましょう。これらのケースでは、必ず作業前の説明と承諾が前提となります。
ケース1:隠れた被害箇所の発見
見積もり時の調査では確認できなかった部分に、深刻な被害が隠れていることがあります。
天井裏の奥深くの被害:
初回調査では天井点検口から見える範囲しか確認できませんでした。しかし実際に作業で天井裏に入ってみると、点検口から5メートル以上離れた場所に別の巣があり、そこでも糞尿被害が発生していたというケースです。
この場合、追加の清掃・消毒作業が必要になり、3万円~8万円程度の追加費用が発生する可能性があります。
断熱材の下の被害:
断熱材の表面だけ見ると汚れていないように見えても、めくってみると下の方まで糞尿が染み込んでいることがあります。この場合、当初予定していた部分清掃では対応できず、断熱材の全交換が必要になります。
床下から天井裏への経路:
床下を調査してみて初めて、床下から壁の中を通って天井裏まで続く侵入経路が見つかることもあります。この場合、床下の封鎖工事も追加で必要になり、5万円~15万円程度の費用増となる可能性があります。
ケース2:想定外の侵入経路の発見
1回目の施工でメインの侵入口を塞いだ後、経過観察中に別の極小の隙間からの侵入が確認されることがあります。
イタチやネズミの場合:
イタチは3センチ、ネズミは1~2センチの隙間があれば侵入可能です。主要な侵入口を塞いだ後、「こんな小さな隙間から?」と思うような場所から再侵入されることがあります。
この場合、追加の封鎖工事が必要になり、1箇所あたり3,000円~10,000円程度の費用が発生します。発見箇所が多ければ、総額で5万円~10万円程度の追加となることもあります。
ケース3:個体数が想定より多かった
調査時は1~2匹だと思われていたが、実際には家族単位で棲み着いており、捕獲数が増加するケースです。
業者によっては「1匹あたり〇〇円」という従量課金制をとっているため、捕獲数に応じて料金が加算されます。特に繁殖期に親子で行動している場合、幼獣の保護も含めて想定以上の作業が必要になることがあります。
ケース4:複数種類の害獣が混在していた
最初はハクビシンだけだと思っていたら、実はネズミも同時に棲み着いていた、というケースです。
ハクビシンとネズミでは駆除方法が異なるため、それぞれに対応した作業が必要になります。結果として、材料費(異なる種類の金網や封鎖材)や作業工数が増え、5万円~15万円程度の追加費用が発生する可能性があります。
ケース5:建物の損傷が予想以上に深刻だった
構造材の腐食:
天井板を外してみたら、柱や梁まで糞尿で腐食が進んでおり、補強や部分交換が必要になるケースです。これは建物の安全性に関わるため、駆除業者だけでなく大工や建築士の協力が必要になることもあります。
配線・配管の損傷:
ネズミが電線ケーブルを齧って断線していた、アライグマが配管を破損させていたなど、設備の修繕が必要になるケースです。電気工事士や配管工の手配が必要になり、10万円~30万円程度の追加費用が発生する可能性があります。
| 追加料金発生のケース | 追加費用の目安 | 必須条件 |
|---|---|---|
| 隠れた被害箇所の発見 | 3万円~8万円 | 作業前に写真等で証拠を提示し、説明と承諾を得る |
| 想定外の侵入経路 | 5万円~10万円 | 封鎖が必要な箇所を具体的に示して承諾を得る |
| 個体数の増加 | 捕獲単価×増加数 | 従量課金制であることを事前に説明 |
| 複数種類の害獣混在 | 5万円~15万円 | 新たに発見した害獣の種類と対策を説明 |
| 建物の深刻な損傷 | 10万円~30万円以上 | 損傷箇所の写真を見せ、修繕の必要性を説明 |
重要なポイント:
これらのケースはいずれも、作業を進めて初めて判明する事実です。優良業者であれば、追加作業が必要になった際には必ず以下の対応をします。
- 写真や動画で実際の被害状況を見せる
- なぜ追加作業が必要なのか具体的に説明する
- 追加費用の見積もりを再提示する
- 承諾を得てから作業を進める
事前説明と承諾なしに勝手に作業を進めて請求することは、優良業者であればありえません。
悪質業者による不当な追加請求の4つの手口
一方で、当初から追加請求を目的とした悪質な手口も存在します。これらの手口を知っておくことで、被害を未然に防ぐことができます。
手口1:見積もり後の無断施工
「ついでにここもやっておきました」と、事前の承諾なしに作業を行い、事後請求するパターンです。
具体例:
- 「念のため」と称して予定外の箇所に高価な薬剤を大量散布
- 「サービスでやっておきました」と言いながら後から請求
- 「これをやらないと再発する」と脅して追加工事を強引に実施
見分け方:
優良業者は、たとえ「やった方が良い」と思う追加作業があっても、必ず事前に説明して承諾を得ます。勝手に作業を進めることはありません。
手口2:架空の被害をでっち上げる
実際には存在しない害獣の巣や被害を捏造し、不安を煽って追加工事を契約させる手口です。
具体例:
- 他の家の写真を見せて「あなたの家もこうなっている」と嘘をつく
- 「天井裏がひどいことになっている」と口頭で言うだけで写真を見せない
- 本来は軽微な被害なのに「このままだと家が倒れる」と過剰に脅す
見分け方:
必ず実際の被害箇所の写真や動画を見せてもらいましょう。日付入りの写真、できれば動画で確認することで、捏造を防げます。また、他の専門家(建築士など)にセカンドオピニオンを求めることも有効です。
手口3:材料や薬剤の水増し請求
本来1本で足りる薬剤を「念のため」と称して大量に使用し、高額な材料費を請求するパターンです。
具体例:
- 市販品なら5,000円の薬剤を「業務用特殊薬剤」として30,000円で請求
- 必要以上の量の金網や封鎖材を購入して使用
- 「グレードの高い材料を使った」と事後報告で追加請求
見分け方:
見積もり段階で、使用する材料の種類と数量を明記してもらいましょう。また、「より良い材料に変更する場合は事前に相談してください」と伝えておくことが重要です。
手口4:曖昧な「諸経費」「特別作業費」の上乗せ
見積書に記載のない費目を作業後に追加するパターンです。
具体例:
- 「特別清掃費」「高所作業費」「廃棄物処理費」などの名目で一式〇万円
- 「作業が予想以上に大変だった」という理由だけでの追加請求
- 「休日作業になったので割増料金」(事前説明なし)
見分け方:
契約前の見積書に「この金額に全て含まれているか」「別途発生する可能性のある費用は何か」を明確に確認し、文書で残しておきましょう。
| 悪質な手口 | 見分け方 | 対策 |
|---|---|---|
| 無断施工 | 事前説明なしに作業を進める | 「追加作業は必ず事前に相談してください」と明言する |
| 架空の被害 | 写真を見せない、他所の写真を使う | 日付入り写真・動画での証拠提示を要求する |
| 材料の水増し | 事後報告で高額な材料費を請求 | 使用材料の種類と数量を見積書に明記してもらう |
| 曖昧な諸経費 | 見積書にない費目を作業後に追加 | 「この金額に全て含まれるか」を文書で確認 |
追加料金を避けるための7つのチェックポイント
見積もりの段階でしっかり確認しておけば、不当な追加請求を防ぐことができます。契約前に必ずチェックすべきポイントをお伝えします。
チェックポイント1:見積書に含まれる作業範囲を明確にする
必ず確認すべきこと:
- この金額には駆除・清掃・消毒・侵入経路封鎖まで全て含まれているか
- 封鎖工事は何箇所まで含まれているか
- 廃棄物処理費用は含まれているか
- 出張費や諸経費は別途かかるか
良い見積書の例:
- 「害獣駆除(追い出し・捕獲):50,000円」
- 「侵入経路封鎖工事(15箇所):150,000円」
- 「糞尿清掃・消毒作業:30,000円」
- 「廃棄物処理費:10,000円」
- 「合計:240,000円(税込)」
悪い見積書の例:
- 「害獣駆除工事一式:240,000円」(内訳不明)
チェックポイント2:追加料金が発生する条件を明記してもらう
業者に確認すべき質問:
「追加料金が発生する可能性があるのは、具体的にどのような場合ですか?」
優良業者の回答例:
- 「断熱材の下に新たな被害が見つかり、交換が必要になった場合は別途お見積もりします」
- 「現在確認できている侵入口以外から再侵入があった場合、追加の封鎖工事が必要になることがあります」
- 「配線や配管の損傷が見つかった場合、専門業者の手配が必要になる可能性があります」
要注意な業者の回答:
- 「基本的には追加料金はありません」(曖昧で信用できない)
- 「やってみないと分かりません」(リスクを説明する気がない)
チェックポイント3:追加作業時の承諾ルールを決めておく
契約書や見積書に、以下の一文を入れてもらいましょう。
推奨される文言:
「作業中に追加工事が必要と判断された場合は、作業を一旦中断し、被害箇所の写真または動画を提示した上で追加費用の見積もりを提示します。お客様の承諾を得てから追加作業を実施します」
これを文書で残しておけば、勝手に作業を進めて請求するという手口を防げます。
チェックポイント4:作業内容の記録を求める
作業前:
- 被害箇所の写真・動画を撮影してもらう
- 侵入経路の位置を図面や写真で記録
作業中:
- 途中経過の写真を撮影してもらう
- 追加の被害が見つかった場合は、その場で写真・動画で確認
作業後:
- 完了後の状態を写真で記録
- 施工箇所の一覧表をもらう
こうした記録があれば、「言った・言わない」のトラブルを防げますし、万が一の不当請求があった際の証拠にもなります。
チェックポイント5:保証内容と再発時の対応を確認
確認すべき内容:
- 保証期間は何ヶ月(何年)か
- 部分保証か完全保証(侵入保証)か
- 再発した場合の追加費用はかかるか
- 保証書は発行されるか
要注意なパターン:
- 「生き物相手なので保証はできません」(保証なし業者は避ける)
- 口頭での約束のみで保証書を出さない
- 「施工箇所からの再侵入のみ保証」(別の穴からは有料)
チェックポイント6:支払いのタイミングと方法
支払いタイミングの一般的なパターン:
- 着手金(前払い):見積額の30~50%
- 残金:作業完了後の確認後
要注意なパターン:
- 作業前に全額前払いを要求する(持ち逃げのリスク)
- 作業完了前に追加料金の支払いを要求する
支払いは必ず作業完了を確認してから行いましょう。また、追加料金が発生した場合も、その作業の完了を確認してから支払うのが原則です。
チェックポイント7:契約書・見積書のコピーを保管する
契約時に受け取った書類は必ず保管してください。
保管すべき書類:
- 見積書(詳細な内訳付き)
- 契約書
- 作業前の被害状況の写真
- 作業完了後の写真
- 保証書
万が一のトラブル時に、これらの書類が重要な証拠となります。
不当な追加請求をされた場合の対処法
万が一、事前説明なしに不当な追加請求をされた場合の対処法をお伝えします。
ステップ1:その場では支払わない
作業後に「追加で〇万円かかります」と急に言われても、その場で支払う必要はありません。
冷静に伝えるべきこと:
- 「見積書にはこの金額は含まれていませんでしたよね?」
- 「事前に説明と承諾を受けていない追加料金は支払えません」
- 「契約書を確認させてください」
威圧的な態度を取られても、毅然とした態度で対応しましょう。
ステップ2:証拠を記録する
- 業者とのやり取りを録音する(相手に伝える必要はありません)
- 提示された追加請求書の写真を撮る
- 業者の名刺、車のナンバーなどを記録
ステップ3:消費者センターに相談する
連絡先: 消費者ホットライン:188(いやや)
平日はもちろん、土日祝日も相談可能な窓口があります。専門の相談員が、具体的な対処法をアドバイスしてくれます。
ステップ4:クーリングオフを検討する
訪問販売や電話勧誘販売で契約した場合、特定商取引法に基づき、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリングオフが可能です。
対象となるケース:
- 業者が自宅に来て契約した場合
- 電話で勧誘されて契約した場合
対象外のケース:
- 自分でウェブサイトを見て申し込んだ場合
- 自分から業者の店舗に出向いて契約した場合
ステップ5:専門家や弁護士に相談する
高額な不当請求で業者が支払いを強要してくる場合は、法律の専門家に相談しましょう。
また、当サイトでは害獣駆除でぼったくられた場合の具体的な対処法や返金方法について、別の記事で詳しく解説しています:
「害獣駆除でぼったくられた?作業後でもできる高額請求の返金対処法を解説」
すでに支払ってしまった場合でも、返金請求できる可能性がありますので、ぜひ参考にしてください。
よくある質問:害獣駆除の追加料金について
Q1. 見積もり後に追加料金が発生することは普通ですか?
A. 正当な理由で追加料金が発生することはあります。例えば、作業を進めて初めて分かる隠れた被害や、想定外の侵入経路が見つかった場合などです。ただし、優良業者であれば必ず作業前に写真等で証拠を示し、追加費用の見積もりを提示して承諾を得ます。事前説明なしの追加請求は不当です。
Q2. 作業中に「追加工事が必要」と言われました。断れますか?
A. 断ることができます。たとえ作業が途中であっても、事前に説明のなかった追加工事を強制されることはありません。追加の必要性について写真や動画で証拠を見せてもらい、納得できない場合は「一旦保留にさせてください」と伝えましょう。他の専門家の意見を聞く権利もあります。
Q3. 見積書に「一式」としか書かれていません。追加料金が心配です。
A. 「一式」表示のみの見積書は要注意です。何が含まれているか不明確なため、後から「これは含まれていない」と追加請求される可能性があります。必ず詳細な内訳(駆除・清掃・消毒・封鎖工事など)を明記してもらいましょう。応じてくれない業者は避けた方が無難です。
Q4. 契約書に「追加料金が発生する場合がある」と書かれています。これは問題ないですか?
A. 記載があること自体は問題ありません。重要なのは「どのような場合に」「どのような手続きで」追加料金が発生するかが明確に書かれているかです。「作業を進めて必要と判断した場合、写真で証拠を提示し、見積もりを再提示して承諾を得る」といった具体的な手続きが書かれていれば安心です。
Q5. 作業後に追加請求されましたが、すでに支払ってしまいました。取り返せますか?
A. 事前説明のない不当な追加請求であれば、返金請求できる可能性があります。まずは消費者センター(188)に相談してください。契約書・見積書・作業前後の写真・業者とのやり取りの記録などの証拠があれば、交渉を有利に進められます。詳しくは当サイトの別記事「害獣駆除でぼったくられた?作業後でもできる高額請求の返金対処法を解説」を参考にしてください。
Q6. 複数の業者に見積もりを取ったら、追加料金の説明が全然違います。どう判断すれば?
A. 追加料金について具体的かつ誠実に説明してくれる業者を選びましょう。「追加料金は一切発生しません」と断言する業者よりも、「こういう場合は追加が必要になる可能性があります」と正直に説明してくれる業者の方が信頼できます。また、追加作業時の承諾ルールが明確な業者を選んでください。
Q7. 保証期間中の再発対応で追加料金を請求されることはありますか?
A. 保証内容によります。「施工箇所からの再侵入のみ保証」の場合、別の箇所からの侵入は有料になります。一方「完全保証(侵入保証)」であれば、どこから侵入されても無償対応が原則です。保証書に明記されている内容を必ず確認し、不明点は契約前に質問してください。
まとめ:追加料金の正当性を見極めて適正価格で依頼しよう
害獣駆除で見積もり後に追加料金が発生するのは、隠れた被害の発見や想定外の侵入経路など、作業を進めて初めて判明する事実があるためです。こうした正当な理由による追加料金は、事前の説明と承諾があれば問題ありません。
一方で、事前説明なしの無断施工や、架空の被害をでっち上げる悪質な追加請求も存在します。見分けるポイントは、「作業前の説明があるか」「写真や動画で証拠を見せてくれるか」「承諾を得てから作業を進めるか」です。
- 追加料金は隠れた被害発見など正当な理由で発生しうる
- 必ず作業前の説明と承諾が前提
- 見積書に含まれる作業範囲を明確にする
- 追加料金発生条件を文書で残す
- 追加作業時の承諾ルールを決めておく
- 作業前後の写真記録を求める
- 事前説明なしの追加請求は不当
- 不当請求された場合は消費者センターに相談
この記事でお伝えしたチェックポイントを活用すれば、不当な追加請求を避けることができます。
特に、契約前に「追加料金発生時の手続き」を明文化しておくことが最も重要です。
害獣駆除は決して安い買い物ではありません。しかし、適正価格で確実な作業をしてもらえれば、長期的には安心して暮らせる住環境を手に入れることができます。
納得できる業者を選んで、適正な価格で依頼しましょう。